2015年9月9日水曜日

スポーツとマネジメント

これまでに20人ほどの大学生をコーチしてきました。
就職活動がテーマになることが多いのですが、大学でスポーツをやる意味を話すこともあります。
「日本一になる」「リーグ優勝する」「スタメンで出場する」「試合に勝つ」「自分が得点する」等々。
目標はいろいろ。といっても、全チームが優勝できるわけでもない。一生、そのスポーツをやるわけでもない。
いや、一生なんてとんでもない。大学生活4年間しかそのスポーツをやらないという人が多いのかもしれない。

スポーツをやる理由は何でしょうか。
・苦しさに耐えられる精神と肉体を備えること
・ハングリー精神を養うこと
・チームワーク、協調性を学ぶこと
・そのスポーツが好きだから
・勉強よりも体を動かしていたいから
・就職に有利に働くのではないか
・楽しければいいじゃない 遊びだと思って楽しめばいいじゃない

確かにいろいろある。
大学体育会クラブ監督10年の経験から言えること。
会社人、社会人、自分の人生に影響を与える何かが手に入ればいいのではないでしょうか。
勝つことや、競うことではなく。勝つことや競うことで手に入れられる何か。友人なのか、戦略なのか、行動力なのか。
勝つことばかりにこだわる学生が多いんです。自分に足りないのは、やる気です。という学生が多いのも気になります。
気持ちを入れてスポーツをすることで、あるいは勝つことで、何を得たいのかを考えてほしいと常々思っています。
なかなか伝わらないのですが。

私がアメリカンフットボールをやった意味はふたつあります。ひとつは、
・大学にチームがなかったので、作ったこと。もうひとつは、
・アメリカンフットボールは戦争の縮図であり、ビジネスで勝つための戦略を教えてくれるもの
だったからです。
私の人生はフットボールの戦略とともにあったと言っても過言ではありません。
戦略立案はもちろんのこと、得意へのプレゼンテーション、広告制作、コーチングやコンサルティングにいたるまで、私のマネジメントのベースには、アメリカンフットボールがあります。


あなたが大学でスポーツから学んだことは何ですか。

0 件のコメント:

コメントを投稿

注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。