2015年9月9日水曜日

スポーツの監督とマネジメント

2010年、ワールドカップ南アフリカ大会の時に書いたものです。

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ワールドカップが始まりました。
連日熱戦が繰り広げられています。あなたが応援しているチームは勝っていますか。
日本の試合は明日、14日が初戦、カメルーンとの試合です。皆さんの予想はどうでしょうか。
岡田監督率いる日本チームも、予選はそこそこよかったようですが、ここのところ数試合はちょっといただけません。
フィックスしようとしていたスタメンもポジションも、だいぶ変わってしまうという予想もあります。

「勝ったのは選手の頑張り、負けたのは監督采配の責任。」というのはスポーツの世界ではよく言われるフレーズ。監督が交代することによって、チームは強くなったり弱くなったり。
私は、母校のアメリカンフットボール部を10年間監督した経験から、やはり、このフレーズはその通りだと思っています。
うまく行かなかったことを選手のせいにするのは、監督として失格。そう、肝に銘じています。
準備させられなかったことの責任は選手にではなく、監督にあるのです。

スポーツの世界では、コーチのことをマネージャーと言います。
ピーター・F・ドラッカーは「マネジメントとは、成果の責任者だ」と言っています。
勝利、あるいは、敗戦が成果だとすれば、それはマネージャーの責任なのです。
レバタラ話はご法度かもしれませんが、オシムだったら、どんなチームを作ったのでしょう。
監督をやっていた経験から、試合の勝ち負けよりも、そういうことに興味が行ってしまいます。

日本がワールドカップでベスト4に入るために必要なことは何だとあなたは思いますか。

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