2016年7月27日水曜日

日々のこと_20160727

先日、某財団のイベントに参加してきました。
アジア各地からやってきた21人が、2週間の研修を終えて
スポンサーや支援者にその成果を発表する会。
研修をサポートするチームを対象者として、3月に
コミュニケーションのトレーニングを実施したからだ。
4か月経ってチームは活気あふれる集団になっていた。
リーダー曰く「自分たちの役割をきちんと認識して、
どんどんやってくれるチームになりました」。

セミナーや研修、勉強会はきっかけでしかない。
リーダーがめざしているチーム像、研修のあり方、
キャリアパス、
いろいろなことを共有し続けたからこそ成し遂げられたのだと思う。

「落ち着いたら、皆さんでフィードバックを」と言って帰ってきた。
3月のトレーニングは、実は、まだ終了していない。

2016年6月29日水曜日

日々のこと_20160629

先日、劇団ラッパ屋の第42回公演に行ってきた。
軽妙洒脱なお笑いに人情を織り交ぜた本が得意な演出家。
テレビや舞台で活躍する劇団員に加わった客演のふたりが
絶妙の間をもったせりふ回しで観客を引きつけていた。

間。

コミュニケーションには欠かせない、時間と空間、そして所作。
言葉だけでコミュニケーションが成立するわけではないことを
芝居は教えてくれる。
はねたあと、劇団をマネジメントする社長とのおでんも
また格別。

コミュニケーションは難しくて面白い。
だから実験的なんだと、再度自分に言い聞かせた夜ではあった。

2016年6月19日日曜日

日々のこと_20160619

カウンセラーの仲間たちが事務所にやってきた。
カウンセリングという課題を共有しながら
7か月のべ150時間ほどをともに過ごした11人。
今はそれぞれの道を歩いているというのに、
メンバーのひとりが、旦那様の転勤でタイに行くというので
送別会を兼ねたお食事&お酒の会に集まってくれた。
残念ながら業務で欠席の方もいらっしゃったが、
時間を超えて楽しい一日ではありました。
 
「おめで鯛めし」だったのに、尾頭付きが手に入らず
ちょっと貧弱な見てくれではありますが、おいしくいただきました。
土鍋で鯛めし。意外と簡単なんですよ。​
「料理だってコミュニケーション」。
着々と準備は進行中です。

2016年6月10日金曜日

コーチングの成果は何で測るのだろう

ゴールが明確であれば、成果も明確であると書いた。
「資格試験に合格する」「マラソンで4時間を切る」「転職する」等々、
達成できたかどうかは明白だ。
「80%は成功だ」なんていう成果はありえない。

一方で、「売上20%増をめざす」「どこでもいいから内定をもらう」だと
「売上が19%増」「第5志望の会社からの内定」だったら、失敗なのか。
そこそこうまくいったから「いい」のか
「コーチングのおかげって言えるの?」なのか。
難しいところではある。

昨年夏からコーチをした若者がいる。
当初は仕事での悩みを抱えているということで相談にやってきた。
話を聴くと、やりたいことが複数あるのだと言う。
ゴールが漠然とあって、ゴールに向かって進んでいない自分が
悩みのタネだったようだ。

話をしていくと、「これは一番じゃない」「これとこれは矛盾している」
そんなことがだんだんとわかってきて、自分が進みたい方向が明らかになっていく。
やがて、初めて来室された時とは全く異なる選択をしてゴールを遂げることになった。

ゴールは明確ではなかったのに、思っていた以上のゴールに着いてしまう。
コーチングの醍醐味とでもいうのだろうか。

悩んでいたことがうそのように、明るい希望をもって進んでいく。
そんな姿を見られることは、コーチ冥利に尽きる。
彼の、これからの活躍が楽しみでならない。


あなたがやりたいことは何ですか。
あなたが、本当にやりたいことは何ですか。

2016年6月1日水曜日

日々のこと_20160601

先日、古い友人たちが訪ねてくれたので
手料理でおもてなしをしました。
写真はローストビーフ。
ちょっとこじゃれたお出かけや
結婚式でしか食べることのなかった西洋料理。
作ってみると意外と簡単。
 
友人もおいしいと言ってくれたこともあり、
当実験室の中にもお料理のコーナーを設けようと検討中です。

いつのオープンになるかお約束できないのですが
どうぞお楽しみに。

2016年5月15日日曜日

ファシリテーション④ ミーティングのファシリテーション

ファシリテーションについて書いています。

先日、あるクライアントと話をしていた時に思い出して、
数年前に書き物にしていたものを引っ張り出してきました。
部分ですが、ご紹介します。

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ファシリテーションがはやりである。
ミーティングを効率化していこうという思いが企業の細部に広がっている。
ファシリテーターを外部から招聘して会議を行うケースも増えているという。
ファシリテートは「容易にする」「楽にする」「促す」と訳があてられている。
発言を容易にし、楽にディスカッションさせ、決定を促す。
次に進めるためのスキルだ。頭ではわかっていても、なかなかできない簡単なこと。
それをルールに従って行おうと体系化したスキル。
会議やチームや組織。いろいろなレベルでのファシリテーションがあるが、
その基本を専門家に紹介していただこう。

『ファシリテーター型リーダーの時代』
 フランク・リース著、黒田由貴子著、プレジデント社刊から。

ファシリテーションのポイントは、
① 中立的な立場
② チームのプロセスを管理する
③ チームワークを引き出す
④ チームの成果が最大となるように支援する

なんだ、ファシリテーションとは、ドラッカーの言う「マネジント」を実現するための
ひとつの方法ではないか。

ここでは、ミーティングのファシリテーションの原則を、抜粋してみる。
・どうしても必要な時にだけ会議を開く
・妥当な成果を出すことに集中する
・時間を節約するために、必要であればあらかじめ参加者に宿題をだしておく
・全員が参加し、集中し、グループのシナジーと創造性を
 最大限に引き出す会議を設計することに時間をかける
・出席すべきメンバーが必ず出席するように働きかける
・予定した時間に開始し、終了する
・グループの焦点を成果に絞らせる
・開放的で信頼感にあふれる雰囲気を作るために、
 気分転換やちょっとした懇親のための時間を設ける
(ただし無駄に時間を使わないこと)
・作業方法、視覚的な資料、デモンストレーション、色使い、講演者の選定には、
 楽しさや変化をつける
・参加者の都合や予定に配慮し、会議時間は長くしすぎない
・会議が長時間に及ぶ場合には、参加者がその重要性を理解しているかを確認し、
 出席する価値のある会議にするように配慮する
・目標達成までのプロセスで障害にぶつかったり、行き詰ったりしたときには、
 いったん会議を終了させるかどうか、グループに判断させる

いかがだろう。
あなたが主催する会議やミーティングは以上の原則が貫かれているだろうか。
主催者であるあなたは認識できているだろうか。
出席者はどうだろう。あなたが認識しているとして、
あなたはそれを参加者にどうやって伝えているだろうか。

あなたが明日のミーティングをどうしようかと考えているなら、
ファシリテーターになりきってやってみることをお勧めしたい。
きっと、何かが変わると思うのだが。

2016年5月1日日曜日

日々のこと_20160501

先日、友人のお嬢様がアルバイトをしている
銀座のギリシャ料理に出かけました。

スタッフたちがとても明るい表情で
お料理も珍しいものばかり。
クールなお店でホットなひとときを過ごしました。

人は笑顔でいることで、ちょっと気分が楽になります。
笑顔を見ることでも、気持ちが和らぎます。

そういう時間をどれくらい持てるのか。

いつも笑顔に囲まれているようにするために
自分には何ができるのだろうか。
自分がどうしていたら、周りの皆さんも自分も
安らいだ気分でいられるのだろう。
そんなことを感じた一日でした。

あなたは、自分の笑顔に何点をつけますか。