2017年1月21日土曜日

日々のこと_20170121

久しぶりにお芝居。
25年ほど見続けている劇団なのに、今回は新鮮。
もうひとりの自分と話をすることが軸にある。
これってカウンセリングじゃん。
「自分と話をするお手伝い」がカウンセリングなんだから。

心の中の自分ときちんと話すことができたら
誰もカウンセラーを必要とはしない。
自分と向き合いたくないという気持ちがあるから、
自分が決めた自分から抜け出すこともできない。

それでも会社は動いていく。
それでも社会も生活も、毎日少しずつ進んでいく。
そんなに変わらなくてもいいのにな、と
芝居を観ながら、思っていた。

そう。
君は、今のままでいいんだよ。

2016年12月31日土曜日

今年の10大ニュース_2016

2106年が幕を閉じようとしています。
皆様はどんな一年でしたでしょうか。

私にとっては、
「今まででいちばん早く過ぎた一年」だったでしょうか。
昨年12月に大きな仕事が一時中断となり、途方に暮れてスタートした新年。
心労?なのか不安?なのか、足が痛み始め、半年は不自由な生活に。
それでもクライアントは事務所をたずねてくれるし、
美味しいものを食べたいと友人は手土産をもってきてくれる。
お酒の量は減ってもお客様の数は増えた一年ではありました。

今年もいろいろありましたが、中でも記録に残しておきたい10大ニュースを選びました。

1. 痛風?再発

まず、足の裏が痛くなった。歩きづらいな、と思った。
次に甲が痛くなった。痛みが回ってきた感じ。
きっと、足裏筋膜炎だな。ちょっとストレッチを強くやりすぎたなと思っていた。
すると次は足首全体が痛くなり、病院に行った。
高尿酸血症で服薬していたことがあることを知ると、整形外科医は
「痛風発作でしょ」と結論付けた。
痛みの種類が違うんだけどなぁ。

2. 杖

ところが薬を飲んでもなかなか痛みがひいていかない。
過去にも、起きられなくなったことが2回、ささやくように
痛いのが数回。鎮痛剤を飲めば数日で痛みは取れるのに、
今回は続いた。
生まれて初めて、杖を買った。
結局、杖の生活は2か月に及んだ。

3. 世田谷区の健康診断

そんなこともあり、区の健康診断を初めて受けた。
最低限の検診項目だから、人間ドックとは違う、お値段も500円。
そんなに不健康な人間ではないから、まずはいっかな。
かかりつけのお医者様もできたしな。
特例退職被保険者制度が適用になるのは来年9月。
しばらくは国民健康保険にお世話になろう。

4. 料理教室開校

ときどき、友人をお招きして事務所で食事をしている。
手料理でおもてなし。ディナー8回、ランチ2回、バー仕様10回。
お客様から、料理を習いたいという声があがり、料理教室を開くことになった。
季節に合わせて4品5品。12月までに5回が終わった。
「美味しい」と言われるより、
「家で何回も作っています」のほうがはるかに嬉しい。

5. 会費をいただいてフルコースディナー

友人を招いてのディナーは、言ってみればご接待。
お世話になったことへのお礼の意味がある。
「会費を支払うから料理を作ってほしい」と言われたのは初めて。
見ず知らずの方も含まれるパーティを事務所で行った。
客人は驚きの連続。そりゃそうだ。こんな事務所で
フルコースディナーが出てくるとは思わない。
満足して帰っていただけたようなので、一安心。
これからもリクエストがあればできる限り応えようと思っています。

6. D社、R社、講師再受注 H社契約更新

仕事にリピートがかかるのは幸いなこと。
お仕事を続けたい、というより、
いつまでもエッジを利かせたいと思う。

7. 新規業務受託契約

某社と新規契約を交わした。
働き方改革が求められる時代。
役員のひとりひとりが、社員ひとりひとりが自分事として動いていけるかどうか。
「会社のコーチ」としてサポートしたいと考えている。

8. 投資ふたたび

60歳を過ぎたら投資は回収、と決めていたけど、
「円高もここまでだろう」「オリンピックもあるしな」と
投資、ふたたび。
昨年から今年にかけて高低差がかなり大きかった資産も
年末には少しだけ回復しただろうか。
日経平均が20,000円を超えたとしても、
日本経済が再生しているわけではない。

9. 山梨に土地を買う

娘が学校を探していた。
八ヶ岳のふもとにあるフリースクールが気に入り、
娘とワイフが引っ越すことに。
土地を買ってしまった。
「移住ですか?」
「私は東京で仕事をしているので、娘とワイフだけです」
何度同じセリフを言ったことだろう。
娘は必ず自分がやりたいことを見つけると信じている。

10. 「会社のコーチ」開始

「会社をコーチする」という考え方をスタートさせた。
役員をコーチするし、社員もコーチする。
役員会のファシリテーションも行うし、社員ミーティングにも参加する。
研修講師も行うし、大量のフィードバックも行う。
会社のあちらこちらに顔を出しながら、会社全体をコーチする。
コンサルタントではない自分ができることは、そんなことだと確信して。
営業もしないとな。
来年、本格的に展開できればと思っている。

次点 40年ぶり?ものもらいができた

足が痛くなったし、歯も何本か直した。
耳がじゅくじゅくしたり、股関節が硬くなったり。
いろんなところにひずみが出てきている。
そうだ、ものもらいもできた。
健康って、やはり大事だなと思った一年ではありました。

いろいろなことがあった一年。
みなさまにはたいへんお世話になりました。
ありがとうございました。

来年もよろしくお願いします。

                         コミュニケーション実験室
                               小篠一英

日々のこと_20161231

2016年が幕を閉じようとしている。
昨年12月に大きな仕事が突然になくなって、途方に暮れた。
それでも事務所にはお客様はおでかけになるし、友だちもやって来る。
そもそも大儲けしようと思って個人事業主になったわけでもない。
求められるところに出かけて、仕事が続いていればいい。
そう思いながらの一年、皆様にはお世話になりました。
ありがとうございました。

去るものは追わず、来る酉に期待して、来年は、何をする?
目標を掲げるタイプではないが、ふたつやりたいことを書いておく。
ひとつは、
「会社をコーチする」という考え方を展開したいということ。
もうひとつは、
「本を出す」こと。

来年の今日、どんなコメントができるか、楽しみだ。

2016年12月3日土曜日

日々のこと_20161203

昨年から、ドイツのパン「シュトレン」を焼いている。
12月になったので、焼きはじめた。
昨年の経験をえて、ちょっとバージョンアップしている。
 
クリスマスまでの2~3週間、毎日一切れずついただき
日々しっとりしていく経過を楽しむお菓子。
プレゼントした方は、初日に半分くらいを食べる人が多数。
3日もすると、「もうなくなったと」メールが来る。
ゲストにはふたつくらいあげたほうがいいということか。
1日3回オーブン使うのはちょっとな。
 
今年は何回焼くのだろうか。
パーティもあるしな。
それでも、
皆さんの喜ぶ顔が見られるのは、嬉しいものだ。

2016年11月12日土曜日

日々のこと_20161112

今年は栗の当たり年でしょうか。
雨栗日柿。雨は栗の実を大きくするらしい。

小布施の栗は36gの大粒。
素揚げにして、砂糖塩をまぶしてみました。
5分ほど茹でた栗は鬼皮をむき、
渋皮のまま中火で5分ほど素揚げ。
砂糖と塩はほぼ同量。好みでどちらかを多くしていい。
一日経つと砂糖と塩が湿気で溶けて、
なんだかつやっぽい。

最近、日々のことはお料理ばかり?
そう、料理もコミュニケーションのひとつですから。

2016年10月19日水曜日

日々のこと_20161019

栗の渋皮煮を作った。
 
固い殻をむいて弱火で30分。
水にさらして柔らかくなった渋皮をこすり取る。
水を替えながら、3回繰り返す。
砂糖と塩を加えて、さらに30分。
煮汁とともに冷してできあがり。
 
渋皮をどれだけきれいに取るかで、仕上がりが違う。
砂糖の量が半端なく多い。
控えめに入れたら、甘さが足りない。
作った日はかなり渋みがあったものの、
3日もすると甘さがまわって味わいがいい。
 
次回は、もっときれいに作るぞ。

2016年10月18日火曜日

「ありがとう」をたくさん使う歯医者さんに会った話。

6月から歯医者に通っている。
学生時代にアメリカンフットボールをやっており、
マウスピース文化もなかったので毎年歯医者に通っていた。
賃貸マンションの階下にその歯医者はあり、今思うと、相当の名医だった。
以降30年ほど歯医者にはお世話にならなかったのだから。
それがここ数年、事情が変わってきた。
かぶせていたものが突然取れたり、歯が欠けたり。
町内歯医者に行くも、どうもしっくりこないことが続いていた6月に、
また歯が欠けてしまい、途方に暮れた。

そして、駅近くの比較的若い院長だという歯医者に行って驚いた。
混んでるしスタッフが多い。
大学時代に通った歯医者を含め、自分が通ったことのある歯医者は
家族経営という感じだったのに、ここは違う。
歯科医が延べ10人、歯科衛生士も延べ10人ほどいるだろうか。
ちょっとした歯の病院といった印象だった。

チャッチャと終わらせたかったので、「医師の指定はしない」と言ったのだが、
ある女医さんが、私の治療を一度した後に、「この患者は私が担当する」と
予約担当に言ったのを聞いた時にはちょっと驚いた。
「どうしてだろう」と思ったものの、「よかった」と思ったのも事実。
彼女は、患者だけではなく、サポートをしてくれる歯科衛生士たちにも
丁寧な言葉遣いで接する歯科医だったからだ。
「ありがとう」「ありがとうございます」の回数が他の歯科医と比して圧倒的に多いのだ。

ある時、彼女にこのことを話した。
「先生は、皆さんに『ありがとう』ってすごく言いますね」と。
「えっ?」とちょっと驚いたようだった彼女。
「心がけているんです」と返してくるではないか。
「心がけてるの?」
「そうなんです。前の職場が『ありがとう』をすごく言う職場だったので、
 私もそうしようと思って、やっているんです」と。
「でも、どうしてそんなことに気づいたんですか」と彼女。
「実はコミュニケーションに関する仕事をしていて、
『ありがとう』はとっても大事な言葉なんですよ」と話した。

くだんの女医は「徹底的に治しましょうね」と言って、私を脅す。
ちょこっと虫歯になっている歯を2本治療して歯医者通いが終わる。
終わってよかったと思う反面、今度行く時には彼女はもういないかもしれないなと思うと
少し残念な気さえする。

A先生、本当にありがとうございました。
そしてこれからも、患者の気持ちをよくする治療をお願いします。