2016年4月26日火曜日

日々のこと_20160426

先日、柳家花緑さんの落語を聞いてきました。
第33回「花緑ごのみ」。私も何回かお邪魔しています。
 
人間国宝、5代目柳家小さんの孫である花緑さん。
「古典も始まりは新作」と言いながら、
時代の話題を落語にして若い層にも人気があるのですが、
今回は古典。志ん生が得意にしていたネタも
披露していました。

「枕」はアイスブレイクで、
「口上」はファシリテーターさながら。
ひとつの「話」が「フレーム」、「フレーム」には
ひとつの「ネタ」が中心に置かれ、
全体は「4つの話=4つのフレーム」で構成されている。
会話の交信はなくとも、気持ちが通じ合うことで、
お客様には満足をもってお帰りいただく。
日本伝統の話芸には、コミュニケーションの要素がいっぱいです。
 
コミュニケーションの面白さをあらためて感じた一日、ではありました。

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