そんなこと、今では常識のようになってしまったけど、
昔は、ちょっと感覚が違っていた。
「この会議はどうして同じことばかり話し合っているんだろう」
「どうして決まらないの?決めないの?」
「定刻に始まらないし終わらない理由は、何?」
なんとなく、ただ感覚として会議に問題があることだけは気づいていた。
問題の存在を「ファシリテーション」が説明してくれた。
あちこちでファシリテーション能力が求められている。
会議だけではなく、グループの何気ない会話でも生かすことができる。
チームビルディングにも必要だ。「重要だ」かもしれない。
世の中が求めているスキルのひとつのように感じる。
数回に分けて、ファシリテーションについて書くことにする。
①ファシリテーションは促すこと。
facilitateを辞書で引くと、
・容易にする 楽にする
・促進する 促す
と出てくる。
もともとは生理学の言葉なのだろうか。
「神経経路の中を興奮が通りやすくなること」というのも出ている。
・議事進行を容易にする
・思考を楽にする
・ディスカッションを促進する
・決議決定を促す
まさに会議のための単語のよう。
生理学の言葉を借りれば、
「風通りがよくなること」
ということは、
「コミュニケーションをよくすること」
まさに、感情の授受、発信受信、人間関係をよくするための
スキルと言っていいのだろう。
ファシリテーションは、促すこと。
そう考えると、ファシリテーションの理解は容易になる。
あなたが普段、誰かに、何かに、促されていることは何ですか。
あなたが普段、周りに促していることは何ですか。
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