2015年12月22日火曜日

ありがとうも承認

「承認」を英語でいうと、acknowledgment。
acknowledgementを英英辞典や英和辞典でひくと、
「認めること」「承認」「認知」という意味の他に
「感謝」「謝礼」や「感謝の気持ち」「感謝の言葉」という意味がでてきます。

「ありがとう」も承認のことばのひとつ。
「ありがとう」と相手に言うことは、
相手の言葉や行動に対して感謝の意を伝えることで、
相手の言葉や行動を認めていることを伝えているわけです。

 喫茶店でコーヒーを持ってきてもらっても「ありがとう」
 食堂でざるそばをサーブされても「ありがとう」
 レストランでクレジット精算をしても「ありがとう」
 ホテルにチェックインしても「ありがとう」

お金を払っているのは客のほうだから、
お金をもらうほうが「ありがとうございます」と言うべきで、
客がありがとうというのは変だ。という方もいる。その通りだと思う。
お金をいただくのだから「ありがとう」で当然だ。
サービスに対するペイをきちんとしてくれたことに対するお礼なのだから。
それではお金を払うほうは言わなくていいのかというと、そうではない。
サービス自体に対する謝礼はお金を払うと言うことで成立完了しているのかもしれないが、
サービスをしてくれた人の行為行動に対してもありがとうを言うことは
大切なことなのだと思っている。

 「今日休みます」と部下から連絡が来ても「ありがとう」
 街頭で配っているティッシュペーパーをもらっても「ありがとう」
 出席が義務付けられている会議に出席してくれた人にも「ありがとう」

常に「ありがとう」の気持ちを持っているだけで、
人と触れあうことが楽しくなってくる。
と私は考えている。


あなたが「ありがとう」を使うのはどんな時ですか。
最近、「ありがとう」と言われたのは、どんな時でしたか。

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