2016年1月12日火曜日

コーチングが終わる時。

コーチを始めるときに、クライアントにお願いすることのひとつが
「ゴールは何か」を明確にすること。
ゴールが明確であれば、達成できたかできなかったは明らかだ。

・資格試験に合格する
・転職する
・希望する会社から内定をもらう

達成できたかどうかは明白だから、コーチングに終止符を打てる。

こんな相談もある。
・自分がやりたいことは何なのかはっきりさせたい
・仕事のやり方はこれでいいのだろうか悩んでいる
・もっと積極的になりたい

感情や思考、認知によってとらえられ方が変わってくるゴールは
本人の意識に聞いてみるしかない。

「目標は達成できましたか」と。

コーチが???と思っていても、
当人が「達成できた」と思えばそれで終了となる。
忸怩たる思いがあっても、コーチングは終わる。

最近、コーチングを終了したクライアントがいる。
彼女は、当初自分が考える目標を4つ用意してきた。
セッションが続くうちに、目標は3つになりふたつになり
ひとつになっていった。
そして、最後に残ったひとつの目標を実現してコーチングが終了した。

ゴールは明確なほうがいい。
明確にすることもコーチの課題ではある。
明確であっても漠然としていても、
「コーチをつける」という行動を起こしたことで
目標を達成しコーチングを終わることができる。

コーチングが
「始まらなければ終わることはない」のと同じように
「あなたが行動を起こさなければ、何も変わらない。」

あらためてこのことを感じたクライアントではあった。


彼女はこれからどんな行動を採ってくのだろう。
楽しみでならない。

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