昨日、恩師の墓参りに行ってきた。
自分を育ててくれたのは、母と幼稚園の先生だったと
思っている。
先生のご主人は医者だった。
レントゲンフィルムに興味を抱いた息子は、
フォトグラファーになった。
敬虔なクリスチャンだった先生のご長女は、
嫁ぎ先に母親を引き取り介護しながら教会で
オルガンを弾いていた。
先生の見舞いに行くと、手料理でもてなしてくれた。
4人は福岡の教会の墓に眠っている。
涙が出るだろうなと思ったが、出なかった。
「涙なんか流しても私はそこにはいないのよ、と言って姉は怒るだろう」と
ひとり残された次女から聞いていたから。
次女はフロリダにいる。
2022年2月にはフロリダでメモリアルパーティを開くと言い、
すでに私はスケジュールを入れている。
先生、私はいつまでも先生の教え子です、と伝えて霊園を後にした。
夜、元クライアントと博多で食事をした。
恩師の話をすると、58年続いている関係に驚いていた。
幼稚園に通ったのは1年だったけど、
先生に教えてもらったのは今の私の根幹になる、ひとつのこと。
「愛とは、相手の命と成長を願って接すること」
先生、あなたは私の一生の先生です。
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