2024年12月31日火曜日

2024年 今年の十大ニュース

2024年が幕を閉じようとしています。 
皆様にはどんな一年でしたでしょうか。

私にとっては、
「思い出は暑い夏しかなかったような一年」でした。

今年もいろいろありましたが、中でも文字に残しておきたい10大ニュースを選びました。

1. 体重が68kgになってしまいました

11月28日朝の体重がなんと68kg。この十数年、毎朝体重をつけているのですが、ここまで下がったことはない。というか、ひょっとしたら、68kgというのは中学生時代なのではないかと。大学卒業した時には86.1kgだったわけで。
会社同期には、「どしたの?」と訝しがられ、高校同期には、「これ以上痩せてはダメ」と諭される。
だって、食が細くなっているんだものしょうがないではないか。
でも、同時に筋肉が落ちていることも事実。少し鍛えないと、と思うこのごろではあります。

2. カスタマーサービスの差異を感じた年でした

近くに新しくできたクリーニング店が破格の値段を提示しているものだから、ワイシャツを出してみた。会社勤めの時には毎日ワイシャツを着ていたのに、退職して11年、コロナになって出かけることも少なくなってワイシャツを着なくなっているものだから、自宅で洗濯&アイロンがけで問題なかったのだが…。

6月のある日、ブルーのワイシャツを引き取りに行くと、剣先が黒ずんでいる。
「これは何かしら」と店頭で問うと、「本社に問い合わせますので、少しお預かりします」とのこと。1週間後に行くと、黒ずみはそのまんま。「襟先の表地と裏地をつけてある接着剤が溶け出したもので、どんなワイシャツにも起こる現象だ」と言う。このワイシャツはもう何年か着ていたものだが、何度クリーニングしても出なかった黒ずみが、このクリーニング店で出たということかと。ちゃんと説明してほしいと言うと「本社からご連絡差し上げます」と言われ、結局同じ説明に終始。
本社の担当者は、ただただ「接着剤が溶け出したのだ」の繰り返し。一言の謝罪もない。プリペイドカードを作っていたのだが、「清算したい」というと音信不通になってしまい、あきらめてしまった。
二度とこのクリーニング店には頼まないと決めた。

これまた6月のこと。遠出をして自宅に戻ると、ヘッドランプ脇のウィンカーのカバーが脱落してランプが見えている。修理工場に連絡するとすぐに部品を手配してくれて、付け替えてくれた。32,000円の出費。
翌週、また遠出をした先で車を降りると、同じ個所が今度はランプも反射板も脱落している。これまたすぐに工場にもっていくと、「取付不備だったと思われ、お代は要りません」と言う。嬉しい。クリーニング屋とは違う。

9月に手に入れた、楓に拭き漆の仕上げのボールペン。エアコンの効いた会議室に2時間いたら、軸と漆の間に気泡が出現。工房に相談すると、「拭きなおしましょう」と言われ、2週間ほどする気泡の現象は起こらなくなった。無料で対応してくれた。これまたクリーニング屋とは違う。

6月から9月の間に、カスタマーサービスの経験が3件。しかも、対応が全く違う。この違いは、どこから生まれるのだろう。
いちばん安いワイシャツのカスタマーサービスが、謝罪も補償もない。
補償はなくてもいい。でも謝罪くらいほしいと思うのは間違っているのだろうか。
考えさせられた案件ではあった。
みなさんだったらどうしますか。

3. 近くの公立中学校でお話をしてきました

十数年前に知り合った中学校の副校長が、校長になっていた。
民生委員の送られてくる学校だよりに「伝える力を育てたい」と書いてあったので、メールを送りお会いすることに。
さっそく、3年生を対象に面接試験の心得を話してほしいと言われ、話してきた。
これも地域貢献の一環。これから何が起こるのか楽しみでならない。

会社の後輩が、「教育とコーチング」をテーマに企画書を作成していて、年明けにプレゼンに行く。
来年の進展が楽しみだ。

4. 世田谷区の民生委員の活動が3年目になりました

一昨年から就任している民生委員。3年目を迎えました。
毎年、毎月、いや、毎日のように、
「これは私の仕事だろうか。自分がやりたいことをやりたいときにやりたいだけする」を念頭に進んできた11年だというのに、何か違う。
地域に貢献することをひとつでも、と思っても、これがどんな地域貢献になっているのかが今でもわからない。
でも、任期は3年だからな。引き受けた以上は全うしないのもな、と悶々とする3年目突入ではある。

5. 今年もクリスマスウェビナーの講師を務めました  

勤めていた会社がコーチングチームを設立したのをきっかけに、スーパーバイザーとして参加している。2022年、2023年に引き続き、今年もクリスマスウェビナーの講師を務めた。
「マネジメントとリーダーシップとコーチングの関係性」について話した1時間半。最大値で40名のご参加。皆さんの、心にひとつでも残ることがあればと願う研修ではありました。
来年もやるのかな。どんな話をしようかな。

6. 家族の健康が気になった1年でした 

ワイフが昨年末から不調をきたし、2月には手術。
娘は内臓疾患に悩まされること12年、ワイフの入院時にさらに体調を崩し、4月から約2か月入院した。
私はいたって健康なのだが、家族の健康が気になる1年でした。
来年は元気な笑顔で暮らしたいですね。

7. 業務委託契約更新

今年も2社の業務委託を更新していただきました。
1社は11年目、もう1社は9年目。人事関連のコンサルティングをしながら役員や管理職のコーチを続けている。
業務委託が長くなっているせいか当方の発言が響かなくなっていて、課題が放置されたままの部分も。だからと言って強く言えば、響くのかというとそんなことはあるはずもなく。

こんなことでは会社は変われない、と頭を抱える今日この頃です。

8. チョコレートケーキ作りを中断しました

3年前から焼いてきたチョコレートケーキ。皆さんには気に入っていただいたのですが、現在中断しています。
というのも、某製菓材料店のチョコレートを気に入って使っていたのですが、なんと製造を終了。現在、それに代わるチョコレートを探しているところなんです。
そんなんだったら100回分くらいストックしておいたのに。(今、1回分しか残っていません)

素人がつくって、差し上げるのが目的のチョコレートケーキだから、あまり高価なチョコレートは使いたくないと思い選んだものだったのですが。
そういえば、最近店頭にならぶチョコレートも変わってきたと思いませんか。
お菓子メーカーさんも苦労しているようなんです。
ということで、新バージョンが完成するまで少しお待ちください。(誰も待ってないかな)

9. 人生で初めてパウンドケーキを焼きました

8年前からシュトレンを焼き始め、多い時には60個ほど焼き、取引先やお客様、お世話になった皆さまにお配りしています。3年前からは前項のとおりチョコレートケーキに目覚め、皆さんからも絶賛をいただいているのはたいへん光栄なことではあります。

そして、今年、レパートリーを増やすべく、パウンドケーキを焼いてみました。12月25日のことなんですけどね。そしたら、焼き過ぎてやや焦げている感じだし、しっとり感が足りない。2日ほどするとしっとり感は出てきた? ケーキってやっぱり不思議なスイーツです。
で、2回目を29日に焼きまして。これがなんと上出来で(とは、得意の自画自賛)。
そこそこイケてるんじゃない?と思いつつ、来年の目標はパウンドケーキを定番にすることです。

加えて。
ホントはこの次の行を言いたくて書いているのかもしれないのですが、
パンづくりに手を出すことにしました。
おいおい、その歳になってパンづくりかよ。と思われるかもしれませんが、子どもの頃から新しいことにチャレンジするのが好きでして。ご容赦ください。

と言いながら、次の一項も、チャレンジのことです。

10. やはり会社を作ろうと思った一年でした

勤めていた会社を退職した時に、友人のコンサルタントに質問をした。
「会社を作る理由って何なんだろう」と。
彼曰く、
「自分ひとりで仕事をするだけならば会社は必要ないのでは?
 何か残したいものがあれば会社にすればいい」とのこと。
だよな。コーチであるだけなら会社の必要はないよな、と考えて会社は作らなかった。

しかし、退職から10年経った2年前、クライアントに
「小篠からコーチングを学びたい」と言われたことでコーチ養成講座を立ち上げ、
「この講座は残したいな。資格取得のコースも作りたいな」と考えるに至った。
ところが、2期が終わったところでこの10大ニュースの6番目が起こってコーチ養成講座を中断。
中断して次をどうしようかと思案している時に、第2期の受講生が、
「資格付与をするんだったら、小篠の養成講座で資格を獲りたい」
と言ってくれるではありませんか。
彼女はコーチ専業ではありませんが、ICF(国際コーチ連盟)の資格の道が拓けるなら、資格を獲ることも考えるということかと。

おそらく、そういう人がたくさんいるのでしょう。
であれば、門戸を開くことは大事なことと考えるようになったわけです。

会社は夢のまた夢と思っていたが、やはり、自分が生きてきた証を残したい、とは大げさだとは思うけれど、やはり、誰かに引き継いでほしいと思う。
どうなるかはまだわからないけど、少し動いてみるのもいいのかなと思う、大晦日ではあります。
(仲間はみんな共感してくれるかなあ)

次点

結局今年も本を出せませんでした。
今年もやっぱり臆病者です。と毎年毎年毎年書いております。
「またかよ」「飽きたよ」 皆さんから叱責の言葉が飛んできそうです。
でもね。来年は違うかもしれない。
「これは本にしたほうがいい」と言う人がまた現れたので。
って、これまで何人も現れてはいるんですけどね。
どうぞ、小さく、ご期待ください。

いろいろなことがあった一年。
みなさまにはたいへんお世話になりました。
ありがとうございました。

寒い日が続いたからでしょうか、一昨日から寒気がし、体温も高い。ふだんが35℃台なので、37℃を超えるとちょっと気になる。さきほど測ると37.8℃。高い。
ゆっくり休まないとな。
皆さんも、お風邪など召すことなく、よいお年をお迎えください。

コミュニケーション実験室
小篠一英
https://www.comimi.biz/home

2023年12月31日日曜日

2023年 今年の十大ニュース

2023年が幕を閉じようとしています。

皆様にはどんな一年でしたでしょうか。  
私にとっては、
「この歳でよく頑張った一年」でした。

今年もいろいろありましたが、中でも文字に残しておきたい10大ニュースを選びました。

1.コーチ養成講座を開講しました
ありきたりの人生は自分らしくないなと昨年の10大ニュースには書いた。
昨年8月に企画を開始。「夏までにはスタートしたい」と宣言したコーチ養成講座。
3月9日スタートし、8月18日まで、全課程25回を完了しました。
終了後の感想やアンケートでは、
「学びが多かった」
「信じていなかったことが信じられるようになった」等々、嬉しい感想ばかり。
とくにこのふたつめは、
「会話するだけで、人が変わっていくなんて、信じられない」と思っていたのに
自分が変わっていくのを実感したという方のコメント。
そして10月スタートの第2期には3人の受講生が参加。
みなさん、プロコーチになることを目的にしていません。ですので、コーチ資格を付与する約束はしていません。将来的には付与するのかもしれませんが、資格付与するための試験に、私自身が合格できるかもわからないわけで、そんな資格よりも、実際にコーチができる実力をつけてほしいと思っています。
第3期は2024年4月に開講予定。絶賛募集中です。ご興味のある方はご連絡ください。

2.ワークショップin下田に参加しました
高校同期でK大ニューヨーク高の先生でもある友人が、下田でワークショップを開催。
全工程に参加したいと思っていたのですが、仕事が立て込んで実際には2泊3日の参加。私の講義は午前中だけだったけど、学生にとっては意味あるものだったと思うし、私も学ぶことの多い経験でした。
下田というのは、48年前、大学2年時にアメリカンフットボール部の初合宿を実施した場所。あの時とはまったく違うけど、思い出深い3日間になりました。
同期のふみ子は、来年もやるつもりだけど、場所はまだ決まっていない。
ふぅ。どこで開催するにしても、協力するからね。

3.「コーチの合宿」を箱根で開催 
コーチ同期、6年前にコーチになった15年前のクライアント、3年前にコーチになった会社の後輩の4人でコーチ合宿を行いました。
皆さん、私のコーチングの考え方に興味を示してくれているコーチたち。コーチとしてのブラッシュアップやリスキリングのために年に1~2回はお会いしている方々なのですが、「あらためて勉強会を」という話が昨年から持ち上がっており、初めて開催の運びとなりました。
場所も箱根の温泉宿。午後2時にチェックインしてから、午前2時半までずっとずっと食事の時にもコーチングとコーチの話。食事と言ってもオイルサーディンの缶詰を温めたり、ハムを焼いたり、の簡単な酒のつまみのようなもの。でも、ひょっとしたら鍋や日本料理のコースではこうはならなかったか。いやいや、よくネタが途切れないなと思いました。
ドラッカー読書会の話やワークショップデザインの話、コーチの看板を掲げた株式会社がいいのか個人がいいのか。インボイス制度はどう対応するのか、年金はどうなるのか、健康保険組合はどこに所属するのが有利か等々、コーチングの本質に限らず、コーチとして知っておいたほうがいい情報の共有や学びの多い一泊二日ではありました。
「またやろうね」「次回は人数増えるね」と話しながら、来年の開催に胸をふくらませました。

4.世田谷区の民生委員の活動が2年目になりました
昨年11月に拝命した民生委員。一年目を無事に終了し、2年目に入りました。
民生児童委員と社会福祉協議会の地域福祉推進員という肩書なのですが、これがなんと言っても不思議なことばかりの業務でして。
最短2日で終わる仕事なのに「2か月」という期間が設定されている、とか。
出張報告があった会の議事録が「楽しかった」とか「お弁当がおいしかった」とあるのに、見学した施設の紹介は何も書かれていない、とか。
会社や世の中で私が経験してきたルールや習慣とはまったく異なる環境での活動。
この仕事、3年任期を私は続けられないかもしれません。

5.今年もクリスマスウェビナーの講師を務めました  
在籍した会社のコーチングチームが、グループ会社社員を対象に「コーチングは誰のためのメソッドか」というテーマでクリスマスウェビナーを開催。90分しゃべりまくってしまいました。
回収されたアンケートをみると評価はそこそこ高く、参加者には刺さった内容になったかと思います。
チームリーダーがアンケートに回答してくれた方ともつないでくれて会食。若い方がこうしてコーチングを自分のものにしていくのを見ると、嬉しくてたまらない。コーチングチームの来年の活動にも注目したいし、私も協力を惜しまない。
おそらく、来年もクリスマスウェビナーを開くことだろうから、今からネタを考えておかないとな、と思う師走ではある。

6.包丁研ぎを学びました 
桜新町の商店街に「包丁研ぎます」という小さな看板が出ているのは10年も前から知っていたのですが、この方と町内会の集まりでお会いして、包丁研ぎを学びました。
変形した砥石の修理方法やさび落としのための消しゴムがあること。刃のそりを指先で感じる方法や、布を一枚あてて刃をスライドさせ引っかかりを感じる方法。そして仕上げ砥の重要性に至るまで、素人にはとてもわかりやすく教えていただきました。
帰ってネギを切ってみると、今まで私が研いできた包丁とは別物。ネギが切れる瞬間も違うし、まな板に当たる刃の感覚が全く違う。これが「包丁を研ぐ」ということなんだと実感。
コロナになってお客様が減り、お食事を供することがなくなって和包丁が登場する回数が少なくなった我が家ですが、料理を作りたいなという思いがふつふつと湧いてきました。
来年はきちんと研いだ包丁でお料理を振る舞いたいと思います。

7.業務委託契約更新
今年も2社の業務委託を更新していただきました。
1社は10年目、もう1社は8年目。人事関連のコンサルティングをしながら役員や管理職のコーチを続けている。
「会社をコーチする」と私は言っているのですが、来年は何かしかけてみようかなと考えています。

8.町会の100周年記念事業実行委員会が動き始めました  
我が家が所属している町内会は2年後に町会発足100年を迎える。世田谷区が区になる前から町会が存在していたと言う。そんな町会が100周年を機に何をするかという会が昨年発足しており、私も参加。最初は隔月の開催だったが今年からは毎月の開催になり、業務の都合がつく日には参加している。
しかし、どうも雰囲気が違う。
「それって、100周年じゃなくても、明日からでもできることでしょ」みたいなアイディアが飛び交っていたので、「何か違うのでは」と昨年のある時、ボソッと発言した。それを覚えてくれていた事務局から、「違うと感じたところを話してほしい」と要請され、11月の会でお話しした。
するとメンバーは、やや前傾姿勢になり、会が動き始めた感がある。
12月の回では、行政をどう動かすか、町会理事をどう口説くか、予算をどの規模にするか、等々、実施に向けての活発な意見交換があった。
来年、どう進んでいくのか。楽しみではある。

9.2年ぶりの歯医者通い
ある日歯を磨いていて鏡に映った自分の歯ぐきに愕然とした。
歯と歯肉の間に、赤黒いシミのようなものがある。しかも3か所?4か所? あれ、赤ワインが染みてる? と思ったが、簡単に取れない。虫歯? なんで? しかも4本同時に? そんなばかな。
歯医者を予約してすぐに行った。「ピアノの先生によく似ているから、私が担当する」と8年ほど前に宣言した女医が二子玉川で院長をしているデンタルクリニック。
「小さいけど、虫歯です」の診断。「どういう理由が想像される」と訊くと、「ながら食べじゃないか」と女医。なんと、在宅中はお腹が減らないので三食は少ない量なのだけど、間食が多くなっていて、おやつを食べた直後に歯を磨くことをしていない、という私の習性を見事に言い当てたのである。感心。
まずは対面の人から見えるかもしれない上の前歯から。約3週間、6回通って完治。
真理ちゃん、ありがとね。
と、のろけていてはいけない。間食はやめないといけない。
それは歯の健康のためだけではなかったのだ。
ということで、10大ニュースの最後のひとつにつながる。

10.「メタボが進行している」と主治医の指摘
毎年秋には健康診断をしているのですが、今年も「メタボ」と言われてしまった。
「身長が183センチと163センチで、おへそ周りが85以上がメタボって、変じゃないですか」と私は毎年言っているのだが、主治医は、「この数年、毎年1cmずつ増えている」と言う。
「え?」と私は絶句したのですが、ちょっと気になることもありまして。それは、久しぶりにはいたズボンが、「あれ?ちょっときついな」と思ったことがあったんです。
主治医曰く、「筋肉量が落ちている」とのこと。そう、筋肉が落ちる一方で内臓脂肪等余分な脂肪が増えて支えられなくなってメタボになっているということ。
あ、これは間食のせいだな、と思いました。というのもこの十数年、毎日体重を測っているのですが、昨年よりも減ってはいる。減ってはいるんだけど、「昨日は間食してたな」と自覚した翌日は体重が増えているとわかっていたからです。
きちんと食事を摂る。適度の運動を怠らない。筋肉をつける運動も必要。これは来年の課題だと思いました。いやいや、それは今日からやれること。と自分に言いきかせている毎日です。

次点
結局今年も本を出せませんでした
今年もやっぱり臆病者です。
おいおい何年次点に掲げているんだよ。と毎年毎年書いております。
でも来年は違うように思います。というのも親しい友人ふたりから言われたんです。
「あとは、本を出すだけですね」と。
ありきたりの人生がコーチ養成講座の開講だけで終わるのはなんともなさけない。来年はトライする予定です。
ご期待ください。

いろいろなことがあった一年。
みなさまにはたいへんお世話になりました。
ありがとうございました。
よいお年をお迎えください。

コミュニケーション実験室
小篠一英

2023年10月8日日曜日

日々のこと_20230805

8月​3日から下田で仕事をしていた。
高校同期が大学生を対象にワークショップを
開くというので、協力しに。

カリキュラムは多様で、
 世界を知る
 下田を知る
 アートを知る
 自分を知る 等々。
学生の皆さんはどんな学びがあったのだろう。
これからに期待したい。

写真は滞在したホテルの部屋からの眺め。
ゆったりした3日間ではあった。
​ホテルの皆様、ありがとうございました。

2023年8月5日土曜日

日々のこと_20230623

コミュニケーション実験室が開催中の
「コーチ養成講座」はすでに中盤。

昨日は「リーダーシップ」がテーマ。

コーチと、リーダーと、リーダーシップの

関係性について言及しました。

管理職にコーチングスキルを、って

どういうことなのか。

マネージャーのリーダーシップは

どう発揮するのか。

そもそも、現代のリーダーシップって

どんなことなの?

​ご興味のある方はお問い合わせください。

2023年4月23日日曜日

日々のこと_20230423

 コミュニケーション実験室は
「コーチ養成講座」をスタートさせました。
 
全50時間のカリキュラム。
コーチングだけではなく、
カウンセリングやキャリアカウンセリング、
マネジメントやメンタルヘルス、
部下育成やリーダーシップなど、
ビジネスを取り巻くさまざまな要素を含んでいます。

このページでも少しずつ紹介できればと思います。
第1次講座はすでにスタートしており、終了が8月。
​第2次は、10月スタートの予定です。

2023年1月6日金曜日

日々のこと_20230106

 明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。

今年は、コーチ養成講座の運営に
時間をとろうと考えています。

周りに集まってこられる方々の中に
「コーチングを学びたい」
「コーチになりたい」
とおっしゃる方が多かった昨年。
やはり、何か自分にできることは
きちんとやっておこうと思っています。

皆様にとっても、
​思い通りの一年になりますように。

2022年12月31日土曜日

2022年 今年の十大ニュース

2022年が幕を閉じようとしています。
皆様にはどんな一年でしたでしょうか。
私にとっては、
「日々老いを感じる一年」でした。
今年もいろいろありましたが、中でも文字に残しておきたい10大ニュースを選びました。

1. 花粉症になりました
現代人病である花粉症にはかからないと言ってきたのですが、
3月12日金曜日、気温が21.6℃になった日に天気が良くてバルコニーに出ると鼻がムズムズ。
さらに涙が出てきて止まらない。
私も現代人の仲間入りなのでしょうか。
薬を飲むとか注射を打つとかまではひどくないのですが、
明らかに花粉症の症状。来年どうなるのか心配です。

2. 映画のエンドロールクレジットに名前を出していただきました
大学の後輩が映画プロデューサーをやっている。
2年前に「新しい映画を企画中なのですが、取材をさせてほしい」と言うので、
監督と一緒にお会いした。就活の実態を映画にしたいと言う。
勤めていた会社では、採用面接も行えば面接官のトレーニングも行った。
大学生には、面接の仕方もエントリーシートの書き方もコーチした。
採用する側と応募する側の両方を知っている人はそんなに多くはいないからだ。
今年、映画が完成した。
エンドロールには自分の名前。
なんだかちょっと有名人になったような気分になった。
舞、ありがとね。

3. 産業カウンセラーの資格を更新しました
2012年に取得し、17年、22年と5年ごとの更新。
企業との業務委託の関係上、産業カウンセラーの資格は更新したほうがいいと思い、今回も。
昨年から今年にかけてはハラスメント防止法への対応で、
産業カウンセラー資格を取ろうとされる方が増えているのではないでしょうか。
カウンセリングとハラスメント相談では内容が異なりますが、
「聴く」という訓練で言えば、カウンセラー養成講座がきわめて充実しているわけで。
ハラスメント相談員であっても、生活相談員であっても、そんなことを言えば、コーチだって管理職だって、カウンセラーのトレーニングを受講されることをお勧めします。

4. 子育てアドバイザーの資格も更新しました
2010年、「御社でも子育てアドバイザーを作りませんか」という営業DMが人事局に届いた。
社外からの営業やアンケートはすべて私が管理し、適当と思われる担当者に依頼していた。
「対応不可」「対応不能」なものはお断りするのだが、このお誘いはどうなのか。
社内にはいくつかの相談窓口が設置済みであり、お子さまがいるパパママも人事局には多い。
適当な人材がいないなと思って「対応しない」と決めたのだが…。
だったら自分で学んでみようと思い、自費で通うことにした。
子育てはしていても、体系的に学んでいないなと思ったからだ。
すでにコーチをしていた私には、「アドバイザー」というタイトルに抵抗があったが、
9か月18回の講習に通った時間はとても充実していたと今でも感じている。

5. 世田谷区の民生委員を拝命しました
以前から地域への貢献をと思っていたのだが、やっとひとつカタチになりました。
昨年からACジャパンも広告を始めていました。
以前の勤務先が広告会社で、多くの先輩がACジャパン(旧称:公共広告機構)に出向していました。先輩たち、お元気でしょうか。
しかし、私でいいのだろうか、と思い悩む1か月ではある。時間が取れないのだ。
委嘱状授与式も欠席、初回の定例会も欠席することになった。
新任のための研修も世田谷区の日程と合わず、先日は立川まで出かけて受講した。
仕事やっている人だとまずいんじゃないの? 
でも仕事はやめられない。
今後どうするのがいいのか思い悩むこの頃ではあります。

6. 腰痛はひどくなるばかり でしたが
2年前に事務所を我が家に移してから通勤がなくなった。
駅までの往復や駅間の移動、階段の上り下り等々、
カラダを動かしている時間は1日に1時間半はあったろうに、
それが「自宅兼事務所」で「新型コロナ」では自分の意志がないと動かない。
事務所を移した直後から腰の痛みがあったのだが、だんだんにひどくなってきた。
自転車をこいだり、公園のぶら下がり棒で腰を伸ばしたりするのだが、時々激痛が走る。
日体大が近くにあるので桜新町には整体やマッサージが多いのだが行く気にならない。
だって、運動するしかないのだから。
で、10月頃から痛みが引いてきた。歩くのがいいようだ。それとストレッチ。
ちょっと改善するとやめてしまうなまけ癖がいちばんの原因のよう。
毎日30分のウォークと20分のストレッチで、
だいぶ良くなりましたと報告しておきます。

7.WISプロジェクトがスタートしました
高校同期でニューヨーク在住の友人が、毎年学生を引率してバリ島で研修をしていた。
コロナで中止になって3年。来年から日本でやりたいと言う。1週間のワークショップを伊豆で行うというプロジェクトに参加している。
彼女の専門は日本史。歴史を振り返ると同時に、日本がどこに進んでいけばいいのか、自分自身は何をしていけばいいのかを考えてほしいと言う。開催地の産業を知り、人を知り、参加者のネットワークを広げながら、自分の将来を考える。
ではどんな講座やワークがあればいいのかを、NYと東京と開催地で毎月ミーティングをしている。
学生たちが、10年後に「あのワークショップに参加したから、今の自分があるんだな」と振り返れるようなものにできたらいいなと今から楽しみにしている。

8.業務委託契約更新
今年も2社の業務委託を更新していただきました。
1社は8年目、もう1社は7年目。
人事関連のコンサルティングをしながら管理職のコーチを続けている。
「会社をコーチする」と私は言っているのですが、
ふたつの会社が成長していくと私も嬉しく思います。

9.右手を負傷しました
11月3日のこと。慌てていたわけではないのだが、家の階段を一段踏み外して尻もちをついた。
とっさに右手を床につき、体をかばったつもりが、右手に激痛が走った。
折った? いや、折れてはいないようだ。ヒビ? かもしれない。
ちょっと腫れたが、あれ?そんなに痛くない、という日々が続いた。
キーボードのタイピングは問題ないのだが、
鉛筆で文字を書くとか、包丁で果物の皮をむくとか、片手鍋からお椀に注ぐとか、
握力がいる動作やひねる行為が痛みに変わる。
なんと2か月近く経つのに、まだ痛い。
そりゃそうだ、セッションログは減っていないし、
毎日のおさんどんは自分で作らなくちゃいけないのだから。
それはそれで仕方ないとして、
俊敏な行動を執れなくなっているだけではなく、回復も遅いのが問題。
寄る年波というのはこういうことなんだよね。
高齢者の独り住まいは危険がいっぱい、を思い知らされている2か月間ではある。

10.コーチ養成講座の準備を始めました
8月1日の日経朝刊。「私の履歴書」は俳優の山崎努さん。
広告会社のクリエーティブ時代にもお仕事をしたのですが、その仕事よりも、「天国と地獄」の誘拐犯よりも「早春スケッチブック」でカメラマン役の彼が発する、
「お前たちはありきたりだ」というセリフがいちばんの印象だった。
自分は何もしていないなあ。
ありきたりな人生だなと、朝から感じていた。

同じ日の朝刊に、クライアントの記事が出ていた。
5年前にコーチをし、今年「もう一度コーチを」と言われてコーチをしている方だ。
社員ふたりから始まって、今は40人を超える。
ビジネスはうまく行っているようだ。
彼女はありきたりじゃない人生を歩いているなと思った。

朝刊を読んで1時間くらいたっただろうか。
9時15分に、4月に初めて事務所に来られたCM制作プロデューサーからメールが届いた。
「9月からMBAに通うことにしました」と。
5月6月とコーチして、7月は忙しいのでとスキップしての8月1日のメール。
なんて日なんだろうと思った。

その日の夜。NYから一時帰国している高校同期と渋谷で食事をした。
7に書いたプロジェクトのことで会った。
彼女は今まで誰もやってこなかった新しいことにチャレンジしようとしている。
あ、やっぱり、私の生き方はありきたりだな、と思った。
思った瞬間に、だったらやろうじゃないの、と思った。
コーチ養成講座を作ろうと。

コーチング研修を受けた方やクライアントが、プロのコーチになっていく。
若いコーチが私の周りに集まってくる。
以前コーチをしていたクライアントが「再度コーチを」と言ってくれる。
「友人に聞いたのですが、私もコーチを受けたい」とおっしゃってくれる方がいる。
「18歳、大学1年ですが、就活コーチをしてほしい」と言ってくる子もいた。おいおい、私は君のお父さんより年上だよ。ひょっとしたらおじいさんに近いけど、いいのかなあ。と気になったり。
今、コーチをしているクライアントが
「資格は要らない、小篠からコーチングを学びたい」と言ってくれた。
そんないろんなことがきっかけにはなっているのだが、
世の中のコーチングって、これでいいのだろうか、とコーチングを学び始めた時から思っていたこともベースにあった。
約1か月かけて、全課程50時間のカリキュラムを書き上げた。
既存のコーチ養成講座とは一味?違う講座。
コーチングだけでなくカウンセリングも学ぶし、マネジメント、メンタルヘルス、リーダシップも学んでほしい。
部下育成や子育ても、スキルとしてだけでなく、考え方や心理学的裏付けを元に学んでほしいと願っている。
ロールプレイマラソンと名付けて、実践トレーニングの時間も長く取っている。
コーチをするために、リピートがかかるコーチになるために、
研修講師もできて、会社をコーチできる人材を育てるための養成講座。
1月からモニター講座をスタートさせ、
夏前には本格稼働したいと考えている。

さてさて。
私の人生は、ありきたりではない人生になるのだろうか。

次点
結局今年も本を出せませんでした
今年もやっぱり臆病者です。
おいおい何年次点に掲げているんだよ。と毎年毎年書いております。
来年、コーチ養成講座をスタートできたら、本は出せるのではないかなと希望的観測はしている。
臆病者の挑戦に乞うご期待の大晦日ではある。

いろいろなことがあった一年。
みなさまにはたいへんお世話になりました。
ありがとうございました。
よいお年をお迎えください。

                      コミュニケーション実験室
                             小篠一英